Child（子ども） Assault（暴力） Prevention（防止）の頭文字をとって「ＣＡＰ」です

子どもたちが「いやなこと」「こわいこと」にあったら
何ができるかを楽しく学べる暴力防止プログラムです

いじめ・誘拐・性暴力といった
さまざまな暴力から自分の心とからだを守るために
できることを学びます

CAPプログラムの歴史

1978年▶️アメリカ・オハイオ州コロンバスで、登校途中の児童が暴力の被害者となる事件から子どもたちのための暴力防止プログラムが開発されました。
1985年▶️はじめて日本に紹介されました。
1995年▶️日本で、CAPスペシャリストの養成が始まりました。

日本では約100のグループが活動しています。
2021年度（2022年3月）までに583万人以上の大人たち、子どもたちがCAPのワークショップに参加しています。

CAP東埼玉について

２０２３年度　活動の様子

４月　定時総会開催
５月　会報「大好き」を発行
６月　保育士さん対象の研修としてワークショップを実施
６月２０日～７月２日「ほっと越谷」七夕フェスタの展示スペースに参加しました
７月　今年度の小学校でのワークショップ活動開始(2024年3月まで続く)
８月　夏休み最終週は小学校で先生方を対象とした「人権研修」を実施
９月　青少年育成推進員の方々を対象に「おとなワークショップ」を実施
１０月　小学校や保育園で保護者を対象に「おとなワークショップ」を実施
　　　　保育園で「子どもワークショップ」を実施
１０月末から１１月　児童養護施設で「職員研修おとなワークショップ」「子どもワークショップ」を実施
１月から２月　中学校で先生方を対象とした「人権研修」を実施

２０２２年度　活動実績

マスク生活、三年目。
２０２１年度に中止になった学校では、その時に受けることのできなかった子どもたちに向けてもワークショップを届けることができました。
中学校からの依頼で「子どもワークショップ」と「おとなワークショップ」を実施しました。
CAP東埼玉、設立２０周年記念事業として市民向け講座を開催しました。

ＣＡＰ東埼玉は・・・

ＣＡＰプログラムの提供のほか、子どもの教育、環境など、
さまざまな問題について語り合える仲間づくりを目指しています。

私たちＣＡＰスタッフは、毎年多くの子どもたちに出会います。
その子どもたちにとって、ＣＡＰとの出会いは一生に一回のことかもしれません。
その時間を大切に、ＣＡＰを届けたいと思っています。

～スタッフからの　おすすめ～

書籍・絵本・映画・講座・・・・
考えさせられたり　ほっこりしたり
CAP東埼玉スタッフから
皆さまと共有したい情報をお届けします

書籍★「おうち性教育はじめます」　著・フクチマミ／村瀬幸浩　KADOKAWA　★

「なんでママは立っておしっこしないの？」
「わたしはどうやってママのお腹に入ったの？」
子どもからそう聞かれたら、あなたはどう答えますか？

この本は、そんな素朴な質問の答え方から、
男女の心と体の変化まで親子で一緒に学ぶことができます。

私たち大人が、答えに困ってしまうのは、
私たちも今までちゃんと教わってこなかったから。
性教育に関して日本は世界に比べても遅れていると言われています。

私もこの本を読むまでは、「性教育ってなんかハードルが高そう」
と思っていました。
でもこの本を読むと、性教育は難しいものではなく、
「あなたの体は、全部あなたの大切なものなんだよ。
だから大切にしようね。」と言う関わりであり、
おとなから子どもに向けて「あなたは大切な存在なんだよ」
ということを伝えるメッセージだということがわかります。
生活のすぐそばにあるこの関わりが自己肯定感につながるんですね。
小さい頃から話しを聴いてもらえる体験が大事。
なので「３～１０才が大切」とこの本は言っています。
是非、多くのお父さんお母さんに読んでほしい本です。＜K・S＞　2021.06

本文の中には、性被害への防犯についても触れています。
その際の対処法としてCAPプログラムが引用されています。
＊P39　「NO GO TELLの説明」の部分

絵本★ボクは話せない・・・★

「ＮＰＯ法人ぷるすあるは」が
埼玉県中央児童相談所と制作した心理教育絵本

『ボクは話せない…』埼玉県版　2016.1
県内すべての小中学校に送られました。

子どもは、なぜ自分に起きた嫌なこと、怖いことを
おとなになかなか言えないのだろうか。
子どもの気持ちがよくわかる絵本です。